いにしえより対外交流の窓口として栄えた福岡市には、その歴史を物語る数多くの文化財があります。ここでは、市内を15の歴史文化エリアに分け、公開されている文化財を中心に、本市ならではの歴史文化ストーリを体感できるコースをご紹介します。魅力ある福岡の文化財めぐりをぜひお楽しみください。
 
				
				
1.志賀島・海の中道
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										志賀島-⾦印アジアとの交流により発展した本市の歴史を語-るうえで欠かせない金印。それが発見された志賀島を巡るまち歩きをご紹介します。金印公園から天気のいい日に見る、志賀島の西に沈む夕日の輝きは金印の輝きに匹敵する美しさです。夕日が沈む一時もお楽しみください。 

2.和白・香椎・多々良
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										記紀と対外交流-香椎仲哀天皇や神功皇后が船出し、帰ってきた伝説が残る博多湾、その海と香椎宮とのつながりに想いを巡らせるまち歩きをご紹介します。 
 神功皇后と深い関わりをもつ香椎宮をスタートに、クスの深緑に包まれた参道を経て、博多湾に至るルートをお楽しみください。
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										砂丘の神社と立花山東区三苫付近から志賀島まで12キロにわたり続く砂丘は、その昔、宗祇法師(連歌師、 1421~1502)や細川幽斎(戦国時代の武将、1534~1610)が愛でたように、まさに「海の中道」と呼ぶにふさわしい美しい景観をなしています。 
 この周遊コースは、立花山と海の中道付近の文化財を組み合わせたものです。コースが広域にわたるため、2、3回に分けて、文化財だけではなく豊かな自然とふれあいながら、じっくりとまわってはいかがでしょう。
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										記紀と対外交流-名島神功皇后が三韓(昔の韓国)へ船出するとき、軍勢の名を呼んだことから「名を呼ぶ」が地名になったとも伝えられる名島を巡るまち歩きをご紹介します。美しい博多湾や神功皇后ゆかりの文化遺産のほか、太古から近世、近代に至る名島の歴史に触れるまち歩きをお楽しみください。 


4.博多・住吉
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										中世博多の繁栄日宋貿易を通じて世界の文化が行き交った、中世の最先端都市「博多」の歴史・文化の奥深さを楽しむまち歩きをご紹介します。歴史や伝統と最先端の文化が混在する中世国際都市「博多」に思いを巡らすまち歩きをお楽しみください。 

5.那珂・席田
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										なのくに歴史散歩那珂川と御笠川流域の博多駅南から春日市に至る丘陵上には、比恵遺跡や板付遺跡をはじめ弥生時代の遺跡が数多くあり、『魏志倭人伝』に記された 「奴国」の領域とされています。 
 この周遊コースは、JR博多駅を起点としたやや広域的なコースです。弥生時代の遺跡や、古墳、中世の板碑などを巡りながら、埋蔵文化財センターなど文化財施設にもぜひ立ち寄ってみてください。

6.大濠・大名
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										城下町 天神から福岡城天神から赤坂と、その間にある大名エリアは福岡城の東側にあたり、その名の通り大名屋敷が建ち並んでいました。現在、都市化によりその面影の多くは失われましたが、石垣や寺社、古い地名などが往時をしのばせます。新しい街の中で、古き時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。 
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										福岡城内福岡藩12代、約270年の居城であった福岡城は、那珂川から室見川に至る城下町を含む、壮大な城でした。現在、城は三の丸の内側、48万㎡が国の史跡に指定され、石垣や櫓、門の遺構を見ることができます。かつての城内を巡るまち歩きをお楽しみ下さい。 
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										城下町 福岡城から西公園西公園の地は、江戸時代には荒津山と呼ばれた景勝地でしたが、明治時代に公園として整備されました。また、大濠公園は昭和の初め、福岡城西側の大堀を埋め立て作られた県営公園です。どちらも都心近くの憩いの場として、また健康作りの場として多くの市民に親しまれていますが、文化遺産も数多く残されています。やや長距離でアップダウンもありますが、ゆっくり、自分のペースでまち歩きを楽しんでください。 
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										城下町 福岡城から唐人町唐人町では、唐津街道沿いに町家が建ち並び、その周辺には足軽屋敷も置かれていました。福岡城で暮らした武士や町人の歴史・文化を垣間見る唐人町のまち歩きをご紹介します。旧唐津街道沿いは、現在、唐人町商店街です。商店街には、黒田藩御用達の和菓子屋さんも営業を続けています。美味しいものをつまみながら、江戸時代の庶民の暮らしに想いを馳せるまち歩きをお楽しみください。 
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										福岡の近代遺産戦後、福岡の商業の中心として発展し続ける天神町に残された近代遺産を巡るまち歩きをご紹介します。九州一の都心として親しまれる天神、その歴史・文化の奥深さに触れるまち歩きをお楽しみください。近代建築等を見て歩くと、文明開化の音が聞こえてくるかもしれません。 

7.高宮・老司
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										古墳と廃寺那珂川左岸の中流から上流域にかけての中央区南部から南区一帯は、かつて百穴と呼ばれた横穴式石室の古墳が数多くありました。 
 この周遊コースは、西鉄大牟田線大橋駅を起点とし、古墳や寺院跡など南区に残る古代の文化財を探訪しながら、歴史と自然を楽しむことができるコースです。

8.樋井川・油山
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										油山山麓の文化財油山という名の由来は、聖武天皇の代に西域から渡来した清賀上人が、椿の実を搾って油を作り人々に灯火の方法を伝えたことにちなむといわれています。古代から中世には東油山に泉福寺、西油山には天福寺があり、それぞれ360有余の僧坊があったとされ、現在は江戸時代に復興された正覚寺に、国指定重要文化財の聖観音坐像が伝えられています。 
 この周遊コースは、福岡藩主別邸を整備した友泉亭を起点に、油山山麓の文化財を巡ります。

9.西新・姪浜
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										唐津街道と宿場町-姪浜旧唐津街道や魚町通りを中心に、宿場町として栄えた姪浜宿のまち歩きをご紹介します。姪浜では、旧唐津街道沿い以外にも伝統的建造物が点在しています。旧唐津街道沿いだけでなく、横筋や裏通りに残る町並みもお楽しみください。 
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										室見川東岸の遺跡福岡市の西南部に位置し、博多湾に向かって扇形に展開する早良平野は、昭和40年代以降の道路や宅地の開発に伴い、埋蔵文化財の発掘調査が数多く行なわれ、次々と重要な遺跡が発見されています。 
 この周遊コースは、室見川東岸地域でこれまで発掘調査された遺跡をはじめ、戦国時代の古城跡、名勝に指定されている庭園、国宝の梵鐘、中世の石塔など各種の文化財を巡る広域的なコースです。
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										蒙古襲来-生の松原歴史の教科書に必ず登場する『蒙古襲来絵詞(もうこしゅうらいえことば)』に描かれた元寇防塁が生の松原に現存します。元寇の船が大挙して押し寄せた博多湾と元寇防塁を巡るまち歩きをご紹介します。『蒙古襲来絵詞』の絵図は、現地にもサインとして展示されています。絵図と現地を是非見比べてください。美しい博多湾の風景を眺めるだけでも新たな発見があるかもしれません。 
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										蒙古襲来-西新元寇防塁と元軍が陣を構えた祖原山を中心に西新エリアを巡るまち歩きをご紹介します。ルートの中には商店街も含まれています。博物館から西新商店街も巡るまち歩きをお楽しみください。思いがけない新たな発見もあるかもしれません。 

10.田隈・金武
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										日本最古の王墓ルート早良のクニの存在を示す遺跡として一躍注目を浴びた吉武高木遺跡と古来より信仰の山として親しまれる飯盛山の麓を巡るまち歩きをご紹介します。 
 吉武高木遺跡を見た後には、飯盛神社も鎮座する飯盛山の麓にも足を向けてみませんか。飯盛山の麓で営まれた早良のクニの人々の暮らしぶりに想いを巡らせるまち歩きをお楽しみください。
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										室見川東岸の遺跡福岡市の西南部に位置し、博多湾に向かって扇形に展開する早良平野は、昭和40年代以降の道路や宅地の開発に伴い、埋蔵文化財の発掘調査が数多く行なわれ、次々と重要な遺跡が発見されています。 
 この周遊コースは、室見川東岸地域でこれまで発掘調査された遺跡をはじめ、戦国時代の古城跡、名勝に指定されている庭園、国宝の梵鐘、中世の石塔など各種の文化財を巡る広域的なコースです。

11.内野・脇山
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										室見川東岸の遺跡福岡市の西南部に位置し、博多湾に向かって扇形に展開する早良平野は、昭和40年代以降の道路や宅地の開発に伴い、埋蔵文化財の発掘調査が数多く行なわれ、次々と重要な遺跡が発見されています。 
 この周遊コースは、室見川東岸地域でこれまで発掘調査された遺跡をはじめ、戦国時代の古城跡、名勝に指定されている庭園、国宝の梵鐘、中世の石塔など各種の文化財を巡る広域的なコースです。

12.今宿・周船寺
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										福岡の古墳時代今宿古墳群の見どころは首長墓の系譜を辿れる11基の前方後円墳です。今回は、その中でも駅に近く比較的歩きやすい古墳を巡るまち歩きをご紹介します。今宿古墳群は、九州北部地域における古墳時代の政治動向だけでなく、大陸や畿内の中央政権との関わりを知る上でも重要であると考えられています。福岡の古墳時代を堪能するまち歩きをお楽しみください。 

13.北崎・今津
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										元寇防塁と海岸部の遺跡西区の海岸部は、岩山と海岸砂州で形成され、前者には長垂海岸のペグマタイト岩脈、玄武岩製石斧を製作した今山遺跡、後者には貝塚や元冦防塁などがあり、かつて港であった今津や唐泊には往時の繁栄を物語る神社仏閣があります。 
 また、近世以前は大きな入江であった瑞梅寺川北岸の元岡から桑原一帯には、縄文時代の貝塚、さらにはその奥の山地に中世の山城があり、広域にわたって歴史・文化を楽しめるコースです。

14.能古島
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										能古島歴史ロマン散歩博多湾内に浮かぶ西区能古島では、これまでの調査で弥生時代の遺跡や古墳群が見つかっており、奈良時代の『万葉集』には遣新羅使や志賀白水郎の歌として能古島の名が登場します。平安時代には牛牧が置かれ、1019年の刀伊の入冦の時には大きな被害を受けました。近世には廻船の基地として栄え、また福岡藩の鹿狩りの猟場でした。 
 周遊コースは歴史とロマンに浸り、島の自然を楽しむ1日コースです。島へは姪浜港からの市営渡船で約10分です。

15.玄海島・小呂島
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										coming soon・・・ 
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					1.志賀島・海の中道 志賀島−⾦印
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					4.博多・住吉 中世博多の繁栄
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					5.那珂・席田 なのくに歴史散歩
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					7.高宮・老司 古墳と廃寺
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					8.樋井川・油山 油⼭⼭麓の⽂化財
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					11.内野・脇山 室⾒川東岸の遺跡
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					12.今宿・周船寺 福岡の古墳時代
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					13.北崎・今津 元寇防塁と海岸部の遺跡
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					14.能古島 能古島歴史ロマン散歩
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					15.玄界島・小呂島 coming soon・・・





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